説明

カトウ打刃物は初代である加藤金太郎が昭和3年より鍛造包丁製作に従事したころから歴史がはじまりました。

現在は三代受継ぎ、さらに若手へと技術を継承し「包丁」と「鎌」を作っています。
全ての行程を自分達の工房で行う一貫生産の体制で刃物を製作しています。
打刃物は少しの歪みが全て台無しにしてしまう集中力のいる作業。
一つ一つ目で見て確認し、火を入れ、打ち付け、磨き、を愚直なまでに繰り返します。
そうして出来上がった刃物は何処にもない想いの込められた刃物となって仕上がります。
「包丁」は日本の市場はもちろんの事、海外にも多く輸出させて頂いています。
ナイフの本場であるアメリカ、カナダ。そして刃物のメッカ、ヨーロッパにも輸出し、切れ味、形、共に日本の職人の技術力を評価していただいております。また「鎌」も手作業によって生産しています。
手作業で鎌を作る技術は日本でもカトウ打刃物にしか残っていないかもしれません。
多くの鎌は機械でつくられ、使い捨てられています。
しかし、刃が逆になったらっきょう切りなどの手作業でしか作る事が出来ない特殊な鎌もカトウ打刃物では作る事が出来ます。

  • 刃渡り:約170mm
  • 全長:約310mm
  • 刃幅:約47mm
  • 峰厚:約2.6mm
  • 重さ:約125g
  • 鋼材:スーパーゴールII鋼
  • 柄:ウォールナット柄水牛口輪