説明

土佐打刃物・黒鳥について
黒鳥の歴史は土佐安芸郡の黒鳥村で十数代続いたと言われる本家黒鳥(川島家)から始まります。川島家は古来より大鍛冶と名高く、土佐を代表する鍛冶屋だったと伝えられているところです。

明治の初頭、本家には跡継ぎがおらず、一番弟子が立ち上げた黒黒を本家とし、二番弟子は鳥鳥として独立、それぞれ鍛冶屋を営んできたと聞き伝わっています。

150年程前、三番弟子である梶原平次は東又村本堂(現在の四万十町東又)に鍛冶屋がいなかったことから声がかかり、分家黒鳥として鍛工場を創業しました。

  • 刃渡り:約190mm
  • 全長:約340mm
  • 刃幅:約90mm
  • 峰厚:約4.0mm
  • 重さ:約410g
  • 鋼材:銀三鋼鏡面仕上
  • 柄:ウォールナット柄ステンレス口輪